「京都の美術250年の夢 第1部〜第3部 総集編−江戸から現代へ−」展@京都市京セラ美術館 2020年10月18日 アート 大阪で「奇才ー江戸絵画の冒険者たち」と「天目ー中国黒釉の美」展を満喫した翌日は、京都に移動する。お目当ては、京都市京セラ美術館の「京都の美術ー250年の夢」展。京都画壇は、伊藤若冲、曾我蕭白、長沢蘆雪などの奇想の画家たちが人気を集めていて脚光を浴びている。その伝統を受け継… 続きを読む
「天目−中国黒釉の美」展@大阪市立東洋陶磁美術館 2020年10月17日 アート 「奇想」展を見た後、大阪市立東洋陶磁美術館に移動する。お目当ては、「天目―中国黒釉の美」展。僕は、あまり陶磁器には関心がないが、楽茶碗と天目茶碗は気になる。楽茶碗は、楽家代々の伝統と革新のありようとその独特のスタイルに、天目茶碗はまさに天目の妖しい光りに魅了される。全然ス… 続きを読む
「奇才:江戸絵画の冒険者たち」展@あべのハルカス美術館 2020年10月17日 アート あべのハルカス美術館で「奇才:江戸絵画の冒険者たち」展を観る。本当は東京で観たかったのだけど、仕事が詰まっていて時間がとれなかった。大阪展の方もそろそろ会期終了が迫ってきたので慌てて駆けつける。 この展覧会は、昨年開催された「奇才の系譜 江戸絵画ミラクルワールド」のいわば… 続きを読む
ジョージ・シドニー監督「愛情物語」 2020年10月16日 映画 BSで放映された「愛情物語」を観る。1956年の作品。監督は、「世紀の女王」、「錨を上げて」「アニーよ銃をとれ」「ショウ・ボート」などのミュージカル作品を手がけたジョージ・シドニー。出演は、タイロン・パワー、キム・ノヴァク、ヴィクトリア・ショウ他。キム・ノヴァクはどうもヒ… 続きを読む
山下耕作監督「緋牡丹博打」 2020年10月15日 映画 山下耕作監督「緋牡丹博打」をBSシネマで見る。富司純子主演の任侠映画シリーズの第一作。明治中期、九州のヤクザ矢野一家の一人娘、矢野竜子(=富司純子)が、父親を殺され、一家を乗っ取られる中、「緋牡丹のお竜」として諸国の賭場を回り渡世修行をするという物語。半身諸肌となって魅せ… 続きを読む
ロンドン・ナショナル・ギャラリー展@国立西洋美術館 2020年10月14日 アート 国立西洋美術館で開催されているロンドン・ナショナル・ギャラリー展に駆け込む。気がついたら会期終了まで予約はほぼ埋まっており、なんとか追加の夜間営業時間のチケットが出たのをゲット。9月頃から、そろそろチケットを取っておかないと、と気になっていたのにそのままにしておいたツケが… 続きを読む
「MANGA都市TOKYO」展@国立新美術館 2020年10月13日 アート 国立新美術館で開催されている「MANGA都市TOKYO」展を見る。これも日本博の一環。東京オリンピックが開催されていたら、日本のMANGAを海外に発信する貴重な機会になったのかもしれないが、新型コロナウィルスのおかげで、英語、中国語、韓国語、日本語の4カ国語による挨拶パネ… 続きを読む
梨木香歩著「冬虫夏草」 2020年10月12日 読書 梨木香歩の「冬虫夏草」を読む。「家守綺譚」の続編。「家守綺譚」では、主人公の綿貫征四郎は基本的に自宅におり、そこに様々な人々や死んだはずの友、河童、犬、龍などが訪れるという体裁を取っていた。前編の基本的な世界観は踏襲しつつ、続編の「冬虫夏草」では、綿貫征四郎は自宅を離れて… 続きを読む
ウィリアム・フォークナー著「寓話」 2020年10月12日 読書 本屋をぶらついていたら在庫希少本フェアーをやっていたので何かないかとあさったらフォークナーの「寓話」が見つかった。1974年刊行の岩波文庫。これは掘り出し物と思って購入したのが多分9月初旬。長大な小説でなかなか読み進めることが出来なかったけど、先日の京都旅行の移動時間でペ… 続きを読む
クリストファー・ノーラン監督「TENET」 2020年10月12日 映画 巷で噂のクリストファー・ノーランの新作「TENET」を見る。「時間を逆行する」が売りで、転倒した車が逆走しつつ元に戻り、拳銃から発射された弾丸が元に戻る予告編の衝撃的な場面が話題を呼んだ。タイトルの「TENET」は「信条」を意味する言葉だが、同時に、右から読んでも左から読… 続きを読む