月: 2020年6月

庵野秀明総監督「エヴァンゲリオン新劇場版 序・破・Q」

庵野秀明総監督「エヴァンゲリオン新劇場版 序・破・Q」

2020年6月30日
テレビでエヴァンゲリオンの再放送が始まったと思ったら、今度はBSでエヴァンゲリオン新劇場版の連続上映。さらにファン投票となんだか盛り上がっている。なぜだろうと思っていたら、何のことはない、新作がもうすぐ公開されるのでキャンペーンが展開されていると言うことだ。それにしても、…
庵野秀明監督「新世紀エヴァンゲリオン」(テレビ放映版)

庵野秀明監督「新世紀エヴァンゲリオン」(テレビ放映版)

2020年6月28日
新世紀エヴァンゲリオンのテレビ再放送を見終えた。もともとは1995年から96年にかけてテレビ東京で放映された作品。その頃、僕は海外勤務中だったので、エヴァンゲリオンの情報は全く知らなかった。ただ、海外勤務から帰国してアニメ好きの友人と飲んでいる時に、彼がエヴァンゲリオンの…
「神田日勝回顧展:大地への筆触」@東京ステーションギャラリー

「神田日勝回顧展:大地への筆触」@東京ステーションギャラリー

2020年6月27日
東京ステーションギャラリーで「神田日勝:大地への筆触」展を見る。去年から楽しみにしていた展覧会。新型コロナウィルスの感染拡大で東京での会期が大幅に短縮され、もしかしたら見ることができないのではないかと真剣に心配したけれど、緊急事態宣言が解除され、なんとか会期末直前に駆け込…
瀬木慎一著「画狂人北斎」

瀬木慎一著「画狂人北斎」

2020年6月25日
今年は、葛飾北斎生誕260周年。新型コロナウィルスさえなければ、今頃は各地で様々な企画展が開催されていたはずなのだが、この数ヶ月の緊急事態宣言で多くの展覧会の開催が遅れてしまった。とりあえず、モチベーションを維持するために、瀬木慎一さんの「画狂人北斎」を読む。初出は197…
ジョン・スタージェス監督「老人と海」

ジョン・スタージェス監督「老人と海」

2020年6月24日
ジョン・スタージェス監督「老人と海」。言うまでもない、ヘミングウェイの名作の映画化。不漁が続く老漁師が巨大なカジキと格闘する物語。過酷な自然に対峙する人間の偉大さと無力さを描いた作品。いつものように、ジョン・スタージェス監督の主人公達は、時代錯誤とも言える頑固さで、無謀な…
ヴィム・ヴェンダース監督「世界の果ての鼓動」

ヴィム・ヴェンダース監督「世界の果ての鼓動」

2020年6月21日
ヴェンダース監督「世界の果ての鼓動」を観る。特に深いわけはなく、久しぶりにヴェンダース監督の作品を観るのも悪くないかなと思ってツタヤで借りてきた。 考えてみれば、ヴェンダース監督の作品を観るのは、2000年の「ミリオンダラー・ホテル」以来。その前は、1987年の「ベルリン…
「画家が見たこども展」@三菱一号館美術館

「画家が見たこども展」@三菱一号館美術館

2020年6月20日
緊急事態宣言がようやく解除され、予約制で人数制限があるものの展覧会が再開した。早速お目当ての展覧会に行く。まずは、三菱一号館美術館で開催中の「画家が見たこども展」。三菱一号館美術館は、日本でも有数のナビ派のコレクションがあり、これまでも度々、ナビ派をテーマにした展覧会を開…
大森立嗣監督「タロウのバカ」

大森立嗣監督「タロウのバカ」

2020年6月20日
大森立嗣監督というのは不思議な人である。「日々是好日」のように端正な映画を撮ることもできるし、「まほろ駅前」シリーズのようなユーモアあふれる活劇を撮ることもできる。「セトウツミ」のように、何も事件は起きず、基本的に二人の高校生が話しているだけなのに、見事に映画にしてしまう…
大林宣彦監督「廃市」

大林宣彦監督「廃市」

2020年6月16日
どうやら僕は、大林宣彦監督にはまってしまったようだ。仕事の締め切りがたまっていてこんなことやっている場合ではないと頭では理解しているんだけど、身体が言うことをきかない。仕事を途中で投げ出して、ふらふらとビデオ屋に迷い込み、つい「廃市」を借りてしまう。でもかろうじて理性は残…
大林宣彦監督「時をかける少女」

大林宣彦監督「時をかける少女」

2020年6月13日
大林宣彦監督「時をかける少女」。1983年公開作品。原田知世初出演映画。公開当時は薬師丸ひろ子・松田優作共演の「探偵物語」の併映だった。主題歌は松任谷正隆作曲、原田知世の歌で大ヒットした。当時の角川映画の勢いを感じさせる作品。原作は、未だ現役作家の筒井康隆。 正直、公開当…