映画

アモス・ギュタイ監督「ハイファの夜」

アモス・ギュタイ監督「ハイファの夜」

2020年11月1日
東京フィルメックスの特集上映でアモス・ギタイ監督の「ハイファの夜」を観る。アモス・ギタイ監督はイスラエルを代表する監督の1人で、パレスチナ問題も含めてイスラエル社会が抱える問題を積極的に取り上げている社会派の監督。残念ながら日本で一般公開された作品は「キプールの記憶」のみ…
サイモン・ウェスト監督「コン・エアー」

サイモン・ウェスト監督「コン・エアー」

2020年11月1日
BSシネマの路線としては珍しい売れ線のアクション映画「コン・エアー」が放映された。地味な作品ばかり放映していると視聴率が下がるので担当者がプレッシャーを感じたのだろうか。とはいえ、この選択は悪くない。超売れっ子プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー製作の元、これがデビュ…
青山真治監督「空に住む」

青山真治監督「空に住む」

2020年11月1日
青山真治監督「空に住む」を観る。青山監督の7年ぶりの新作。前作が「共喰い」というハードな作品で、最近、「こおろぎ」のようなディープな作品がビデオ化されたので、どんな内容かと期待したけれど、都会で生きる女性たちの慎ましやかな戦いを描いたトレンディな作品に仕上がっていた。He…
淀川長治著「淀川長治のシネマトーク」

淀川長治著「淀川長治のシネマトーク」

2020年11月1日
「淀川長治のシネマトーク」を読む。1989年から1999年にかけて、雑誌「an・an」に連載された「淀川長治の新シネマトーク」から厳選された196本を収録した本。各回、1本の映画をテーマに淀川長治さんが語るのを聞き書きしたもの。 若い女性向けのファッション誌に、映画の神様…
黒澤清監督「スパイの妻」

黒澤清監督「スパイの妻」

2020年10月28日
黒沢清監督「スパイの妻」を観る。NHKがBS8Kで制作したテレビドラマを劇場版として公開した作品。ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞受賞で話題を呼んだ。 「ドレミファ娘の血は騒ぐ」以来の黒澤ファンであり、「勝手にしやがれ」、「復讐」シリーズから「CURE」、「カリスマ」、「回…
ジャウム・コレット=セラ監督「ロスト・バケーション」

ジャウム・コレット=セラ監督「ロスト・バケーション」

2020年10月28日
ジャウム・コレット=セラ監督の「ロスト・バケーション」がBSシネマで放映された。なんでこんなB級映画を?と思って見はじめたら、シンプルなパニックものなのに、鮮やかな演出で最後まで魅せる。さすが、「蝋人形の館」のリメイクでデビューし、「エスター」、「アンノウン」、「フライト…
柘植勇人監督「ロスト・ベイビー・ロスト」

柘植勇人監督「ロスト・ベイビー・ロスト」

2020年10月27日
私がツイッターでフォローしている数少ないフォロー記事で「ロスト・ベイビー・ロスト」がどうやらすごいらしいと言う記事が流れていたので、気になって見に行く。ツイッターの記事を総合すると、監督は京都造形芸術大学映画学科出身で、本作が初の一般公開作品であり、遺作だとのこと。完成を…
ヘンリー・キング監督「慕情」

ヘンリー・キング監督「慕情」

2020年10月25日
「拳銃王」が気に入ったのでヘンリー・キング監督の作品をもっと見たいと思っていたら、よいタイミングでBSシネマが「慕情」を放映してくれた。このあたりの細やかさがBSシネマのよいところ。何気なく、映画好きのためのプログラムを用意してくれる。「慕情」の公開は1955年。出演は、…
ミック・ジャクソン監督「ボディガード」

ミック・ジャクソン監督「ボディガード」

2020年10月24日
BSシネマで放映されていた「ボディガード」を見はじめたら、冒頭のシーンがとても印象的だったのでつい最後まで見てしまう。1992年公開作品。監督はミック・ジャクソン。ケビン・コスナーとホイットニー・ヒューストンの共演で話題を呼んだ作品。 物語は、元シークレット・サービスで今…
武正晴監督「百円の恋」

武正晴監督「百円の恋」

2020年10月22日
「銃」が気に入ったので、武正晴監督の「百円の恋」を見る。2014年の作品。アカデミー外国語映画賞の日本代表に選ばれて話題となった。主演の安藤サクラは、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。また脚本の足立紳も最優秀脚本賞を受賞した。 物語は、32歳の引きこもり女、斎藤一子…