テレンス・マリック監督「ソング・トゥ・ソング」 2021年1月10日 映画 テレンス・マリック監督「ソング・トゥ・ソング」を観に行く。ルーニー・マーラ、ライアン・ゴズリング、マイケル・ファスベンダー、ナタリー・ポートマンを主演に迎え、ケイト・ブランシェット、ホリー・ハンター、ヴァル・キルマーが脇を固めるという豪華な俳優陣。さらに、イギー・ポップ、… 続きを読む
セリーヌ・シアマ監督「燃ゆる女の肖像」 2021年1月5日 映画 巷で噂の「燃ゆる女の肖像」を観に行く。2019年のセリーヌ・シアマ監督作品。SNS上でも絶賛され、2020年のベストテン映画に入れる人たちも多かったし、カンヌも脚本賞とクイア・パルムを受賞していたので気にはなっていた。最近、古い映画ばかり観ているのでたまには新しい映画も観… 続きを読む
デビッド・フィンチャー監督「マンク」 2021年1月3日 映画 デビッド・フィンチャー監督「マンク」を見る。ネットフリックス製作で、SNS上でも話題になった作品。 映画は、オーソン・ウェルズの傑作「市民ケーン」製作の舞台裏をめぐって展開する。焦点が当てられるのは、ウェルズではなく、脚本のハーマン・J・マンキーウィッツ。巨匠ジェゼフ・L… 続きを読む
ジョン・ファヴロー「カウボーイ&エイリアン」 2020年12月19日 映画 BSシネマでジョン・ファヴロー監督の「カウボーイ&エイリアン」を見る。2011年の作品。ダニエル・クレイグ、ハリソン・フォード主演。製作にスピルバーグやロン・ハワードが入っている。 僕は、この作品を公開当時にアメリカで見ている。西部劇にSFの宇宙人侵略者を加えるという発想… 続きを読む
ロバート・ゼメキス監督「魔女がいっぱい」 2020年12月13日 映画 ロバート・ゼメキス監督の新作「魔女がいっぱい」を見に行く。ロアルド・ダール原作童話の映画化作品。主演はアン・ハサウェイ。脚本にギレルモ・デル・トロが入っており、製作には、ギレルモ・デル・トロにアルフォンソ・キュアロンが参加している。これだけのメンバーが揃っていて面白くない… 続きを読む
大林宣彦監督「理由」 2020年12月11日 映画 大林宣彦監督の「理由」を見る。2004年の作品。もともとはWOWOWのドラマWで放映されたものが、アスミック・エースの配給で劇場公開された。原作は宮部みゆきの同名小説。ある殺人事件をめぐる107人の証言で構成された原作は映像化不可能と言われていたが、大林監督は律儀に小説の… 続きを読む
フレッド・ジンネマン監督「真昼の決闘」 2020年12月4日 映画 BSシネマ、フレッド・ジンネマン監督「真昼の決闘」を観る。主演は、ゲーリー・クーパー、グレース・ケリー。1952年、マッカーシーによる赤狩りが吹き荒れた時代に作られた映画で、時代背景が作品に色濃く反映されている。公開当時、映画人からは高く評価されたが、時代の雰囲気もあり、… 続きを読む
宮崎大祐監督「VIDEOPHOBIA」 2020年12月2日 映画 映画の日なので、せっかくだから映画でも見に行こうと思い立ち、宮崎大祐監督の「VIDEOPHOBIA」を観に行く。理由は「オリヴィエ・アサイヤスが絶賛した」という謳い文句に惹かれたから。とりあえず、オフィシャルサイトから彼のコメントを引用しておこう。 見事な作品だ。現実的で… 続きを読む
ヘンリー・ハサウェイ監督「ネバダ・スミス」 2020年11月27日 映画 BSシネマで録画したヘンリー・ハサウェイ監督の「ネバダ・スミス」を観る。1966年の作品。主演はスティーブ・マックイーン。 物語の舞台は、1890年代のアメリカ・ネバダ州。古い鉱山跡に白人男性、カイオワ族のネイティブ・アメリカンの女、そして息子のマックス・サンド(=スティ… 続きを読む
アナトール・リトヴァク監督「追想」 2020年11月20日 映画 BSシネマで放映されたアナトール・リトヴァク監督「追想」を観る。1956年の作品。主演はイングリッド・バーグマン、ユル・ブリンナー、ヘレン・ヘイズ。 イングリッド・バーグマンにとっては、ロッセリーニとの結婚騒動が破綻してハリウッドに復帰した最初の記念すべき作品である。この… 続きを読む