ジャウム・コレット=セラ監督「ロスト・バケーション」

ジャウム・コレット=セラ監督「ロスト・バケーション」

2020年10月28日
ジャウム・コレット=セラ監督の「ロスト・バケーション」がBSシネマで放映された。なんでこんなB級映画を?と思って見はじめたら、シンプルなパニックものなのに、鮮やかな演出で最後まで魅せる。さすが、「蝋人形の館」のリメイクでデビューし、「エスター」、「アンノウン」、「フライト…
柘植勇人監督「ロスト・ベイビー・ロスト」

柘植勇人監督「ロスト・ベイビー・ロスト」

2020年10月27日
私がツイッターでフォローしている数少ないフォロー記事で「ロスト・ベイビー・ロスト」がどうやらすごいらしいと言う記事が流れていたので、気になって見に行く。ツイッターの記事を総合すると、監督は京都造形芸術大学映画学科出身で、本作が初の一般公開作品であり、遺作だとのこと。完成を…
「センス・オブ・ワンダー」展@ヴァンジ彫刻庭園美術館

「センス・オブ・ワンダー」展@ヴァンジ彫刻庭園美術館

2020年10月26日
新型コロナウィルス感染拡大で巣ごもりの日々が続く中、久しぶりに外の空気に触れたくなって日帰りでヴァンジ彫刻庭園美術館の「センス・オブ・ワンダー:もう一つの庭へ」展を見に出かける。「沈黙の春」で自然破壊に警鐘を鳴らした海洋生物学者レイチェル・カーソンの遺作「センス・オブ・ワ…
ヘンリー・キング監督「慕情」

ヘンリー・キング監督「慕情」

2020年10月25日
「拳銃王」が気に入ったのでヘンリー・キング監督の作品をもっと見たいと思っていたら、よいタイミングでBSシネマが「慕情」を放映してくれた。このあたりの細やかさがBSシネマのよいところ。何気なく、映画好きのためのプログラムを用意してくれる。「慕情」の公開は1955年。出演は、…
ミック・ジャクソン監督「ボディガード」

ミック・ジャクソン監督「ボディガード」

2020年10月24日
BSシネマで放映されていた「ボディガード」を見はじめたら、冒頭のシーンがとても印象的だったのでつい最後まで見てしまう。1992年公開作品。監督はミック・ジャクソン。ケビン・コスナーとホイットニー・ヒューストンの共演で話題を呼んだ作品。 物語は、元シークレット・サービスで今…
武正晴監督「百円の恋」

武正晴監督「百円の恋」

2020年10月22日
「銃」が気に入ったので、武正晴監督の「百円の恋」を見る。2014年の作品。アカデミー外国語映画賞の日本代表に選ばれて話題となった。主演の安藤サクラは、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。また脚本の足立紳も最優秀脚本賞を受賞した。 物語は、32歳の引きこもり女、斎藤一子…
鷲田清一著「素手のふるまい−芸術で社会をひらく」

鷲田清一著「素手のふるまい−芸術で社会をひらく」

2020年10月19日
鷲田清一「素手のふるまい」を読む。東日本大震災後に、「アートと社会」をテーマに活動を続けるアーチストたちを取り上げて、アートのあり方を考えようという論考。取り上げられている作家は、小森はるか、瀬尾夏美、志賀理江子、川俣正など。 東日本大震災の被災地にそのまま住み着いて生活…
「京都の美術250年の夢 第1部〜第3部 総集編−江戸から現代へ−」展@京都市京セラ美術館

「京都の美術250年の夢 第1部〜第3部 総集編−江戸から現代へ−」展@京都市京セラ美術館

2020年10月18日
大阪で「奇才ー江戸絵画の冒険者たち」と「天目ー中国黒釉の美」展を満喫した翌日は、京都に移動する。お目当ては、京都市京セラ美術館の「京都の美術ー250年の夢」展。京都画壇は、伊藤若冲、曾我蕭白、長沢蘆雪などの奇想の画家たちが人気を集めていて脚光を浴びている。その伝統を受け継…
「天目−中国黒釉の美」展@大阪市立東洋陶磁美術館

「天目−中国黒釉の美」展@大阪市立東洋陶磁美術館

2020年10月17日
「奇想」展を見た後、大阪市立東洋陶磁美術館に移動する。お目当ては、「天目―中国黒釉の美」展。僕は、あまり陶磁器には関心がないが、楽茶碗と天目茶碗は気になる。楽茶碗は、楽家代々の伝統と革新のありようとその独特のスタイルに、天目茶碗はまさに天目の妖しい光りに魅了される。全然ス…