村上春樹著「猫を棄てる」 2020年5月17日 読書 久しぶりに本屋に行ったら、村上春樹著「猫を棄てるー父親について語るとき」が刊行されていたので購入。村上春樹作品とは、「風の歌を聴け」以来の付き合いなので、つい条件反射的に買ってしまう。あまり話すこともなくなったけど、連絡があれば「まあ仕方ないか」と言いながらつい付き合って… 続きを読む
澤井信一郎監督「Wの悲劇」 2020年5月16日 映画 澤井信一郎監督「Wの悲劇」。薬師丸ひろ子、三田佳子が共演。蜷川幸雄さんが演出家役で出演している。音楽は久石譲。公開当時の併映作品が大林宣彦監督・原田知世主演の「天国に一番近い島」。1984年の作品だけど、80年代の角川映画の勢いを感じさせる。薬師丸ひろ子も、「探偵物語」で… 続きを読む
ダミアーノ・ダミアーニ監督「群盗荒野を裂く」 2020年5月15日 映画 ダミアーノ・ダミアーニ監督「群盗荒野を裂く」を見る。1966年制作のマカロニ・ウェスタン。何の予備知識もなしに、たまたまBSシネマで放映されて録画していたのを再生しただけなんだけど、冒頭から引き込まれる。 カチッとしたスーツを着込んだアメリカ人ビル・テイト(=ルー・カステ… 続きを読む
ブレイク・エドワーズ監督「ティファニーで朝食を」 2020年5月13日 映画 新型コロナウィルスのために「巣ごもり」する日々。毎日、朝昼晩しっかり料理してしっかり食べ、軽いジョギングやヨガで体調を整えるという絵に描いたような規則正しい健康的な生活。でも、これではやはり煮詰まってしまう。気晴らしに映画を見ようと、BSシネマで録画していたままの「7年目… 続きを読む
ジェリー・シャッツバーグ監督「スケアクロウ」 2020年5月11日 映画 ジェリー・シャッツバーグ監督「スケアクロウ」を見る。1973年公開作品。主演はジーン・ハックマンとアル・パチーノ。第26回カンヌ国際映画祭のパルム・ドールと国際カトリック映画祭事務局賞をダブル受賞した作品。 確かに、1970年代のニューシネマの雰囲気を濃厚にたたえた映画で… 続きを読む
テイラー・ハックフォード監督「愛と青春の旅だち」 2020年5月8日 映画 テイラー・ハックフォード監督の「愛と青春の旅だち」を見る。1982年の作品。リチャード・ギア、デブラ・ウィンガー主演。鬼軍曹役のルイス・ゴセット・ジュニアがアカデミー助演男優賞を受賞。主題歌の「愛と青春の旅だち」がアカデミー歌曲賞を受賞した。 この映画が公開された当時、僕… 続きを読む
鶴岡真弓編「芸術人類学講義」 2020年5月7日 読書 人はなぜ芸術を必要とするのだろうか。自分自身を振り返っても、とにかく僕はアートが好きだ。視覚芸術だけとっても、現代アートも、いわゆる西洋美術も東洋美術も大好きである。遡って、たとえばネイティブ・アメリカンやアボリジニーのロックアートやサンド・アートにも惹かれるし、さらにい… 続きを読む
ケン・アナキン監督「バルジ大作戦」 2020年5月4日 映画 ケン・アナキン監督「バルジ大作戦」を見る。1966年公開のアメリカ映画。ヘンリー・フォンダ、ロバート・ライアン、テリー・サバラス、ロバート・ショウなどの懐かしい俳優が出演している。ポスターのとおり、「70ミリ・ウルトラ・パナビジョン総天然色」で有名スターが出演した戦争大作… 続きを読む
テレンス・ヤング監督「夜の訪問者」 2020年5月2日 映画 テレンス・ヤング監督「夜の訪問者」を見る。1970年公開のイタリア・フランス合作映画。チャールズ・ブロンソン主演。リブ・ウルマンとジェームズ・メイソンが脇を固めている。 僕は全くの予備知識なしにBSで録画したのを見たんだけど、冒頭から引き込まれてしまった。テレンス・ヤング… 続きを読む
ルネ・クレマン監督「太陽がいっぱい」 2020年4月30日 映画 ルネ・クレマン監督「太陽がいっぱい」を見る。1960年の作品。原作はパトリシア・ハイスミス。リプリー・シリーズ第一作の映画化である。出演は、アラン・ドロン、モーリス・ロネ、マリー・ラフォーレ他。アラン・ドロンの出世作であり、ニーノ・ロータの甘いメロディーと共に世界的に大ヒ… 続きを読む