大林宣彦著「キネマの玉手箱」 2020年7月17日 映画 例によって本屋をぶらついていたら、大林宣彦の「いつか見た映画館」が本棚に並んでいた。価格18,000円。A5版1368頁。かなり心が動いたけど、最後に理性が働いてとりあえず再考することにした。いくら何でも、これは高すぎるよね。 その代わりに、ユニコ舎の「キネマの玉手箱」を… 続きを読む
バッド・ベティカー監督「七人の無頼漢」 2020年7月9日 映画 バッド・ベティカー監督の「七人の無頼漢」を見る。あの上映時間77分の西部劇である。これだけ読んで、「あのバッド・ベティカー監督か!」と反応してくれる人はシネフィル度が高いと言えるだろう。そう、蓮実重彦が「映画 誘惑のエクリチュール」で「七の奇蹟」という一章を割いて論じた、… 続きを読む