ミシェル・ウェルベック

ミシェル・ウェルベック著「地図と領土」

ミシェル・ウェルベック著「地図と領土」

2020年3月30日
ミシェル・ウェルベック著「地図と領土」読了。とりあえず、文庫で出ているのは読み終えたので一息ついた感じ。 今回の主人公ジェドはアーチストである。工業製品を精密に撮影した写真シリーズから出発し、ついでミシェランの地図を独特との接写で撮影するシリーズでブレイクし、さらに様々な…
ミシェル・ウェルベック著「素粒子」

ミシェル・ウェルベック著「素粒子」

2020年2月4日
またまたミシェル・ウェルベック読了。今度は、「素粒子」。 野崎歓さんの訳が素晴らしい。ウェルベックを読むなら、本当はこの本から始めるべきだったんだろう。「闘争領域の拡大」が注目を集めたとは言え、ウェルベックが国際的な流行作家になったのはこの素粒子からだし、野崎歓さんの翻訳…
ミシェル・ウェルベック著「プラットフォーム」

ミシェル・ウェルベック著「プラットフォーム」

2020年1月5日
去年から、ミッショル・ウェルベックにハマっている。最初に読んだのが、イスラム政権フランス誕生という設定で物議をかもした「服従」。続いて、「闘争領域の拡大」「ある島の可能性」と読み継いできて、「プラットフォーム」で4作目になる。 本書のテーマは、タイを舞台にしたセックス・ツ…