ルネ・クレール監督「巴里の屋根の下」 2020年2月15日 映画 今日は、絶対に仕事をしないことに決め、自宅に戻ってBSで録画していたルネ・クレール監督の「巴里の屋根の下」を見る。ルネ・クレール監督初のトーキー映画。主題歌の「巴里の屋根の下」もヒットしたらしい。物語は、街角で人々を集めて歌を教え、楽譜を売って稼ぐアルベールと、その友人の… 続きを読む
ジョン・カーペンター監督「マウス・オブ・マッドネス」 2020年2月14日 映画 少しBSシネマの作品が続いたので、気分を変えてiTunesの「マウス・オブ・マッドネス」を観る。ジョン・カーペンター監督作品。傑作の誉れが高い映画だとはかねがね聞いていたけど、こんなにすごいとは思わなかった。まさに悪夢のような傑作。 物語は、失踪した人気ホラー作家サター・… 続きを読む
齋藤武市監督「ギターを持った渡り鳥」 2020年2月13日 映画 BSで録画したまま放っておいた「ギターを持った渡り鳥」を観る。日活アクションシリーズは、もっぱら赤木圭一郎と宍戸錠ばかり追っていたので、実はこのシリーズを観るのは初めて。わざわざ映画館に行ってみるという感じでもないし、かと言ってビデオを借りることもないだろうから、BSさま… 続きを読む
諏訪敦彦監督「風の電話」 2020年2月12日 映画 諏訪敦彦監督の作品を観ることは、僕にとっていつも特権的な体験である。映画館の暗闇の中で、スクリーンの光と触れ合う。自分という存在が、スクリーンを見つめる瞳に還元され、映画と一体化する。僕の身体は希薄化し、武装解除され、輪郭が曖昧になり、そしてスクリーン上の登場人物の繊細な… 続きを読む
デビッド・リンチ監督「デューン・砂の惑星」 2020年2月8日 映画 BSでデビッド・リンチ監督の「デューン・砂の惑星」を観る。1985年公開作品。これも公開時に映画館で見た。当時、デビッド・リンチは「イレイザーヘッド」と「エレファント・マン」でカルト的な人気を誇っていた。デューンもカルト色の濃い映画だな、というのがその頃の印象。主演のカイ… 続きを読む
アルフレッド・ヒッチコック監督「バルカン超特急」 2020年2月3日 映画 BS録画したヒッチコック監督の「バルカン超特急」を観る。彼が渡米前の英国時代に監督した最後から2番目の作品。イギリス時代のヒッチコックの作品はなかなか観る機会がないので、こういう作品を放映してくれるBSはありがたい。 物語は、とあるヨーロッパの架空の国から西に向けて出発し… 続きを読む
クリント・イーストウッド監督「パーフェクト・ワールド」 2020年2月1日 映画 なぜか最近、BSシネマはイーストウッド監督の作品をよく取り上げている。彼の作品は、繰り返し見たいのでこれはありがたい。今回は、1993年の「パーフェークト・ワールド」。1992年の傑作「許されざる者」の翌年の作品。「許されざる者」でアカデミー賞作品賞を受賞したので、ようや… 続きを読む
中平康監督「あいつと私」 2020年1月27日 映画 ちょっと手持ち無沙汰になったので、BSで録画してそのままの「あいつと私」を観る。中平康監督、石坂洋次郎原作。主演は石原裕次郎と芦川いずみ。全く時代を感じさせない過激な映画。中平監督、本当にすごい。ただただ映画の喜びを堪能する。 基本的に私は、石原裕次郎はあまり好きではない… 続きを読む
クリント・イーストウッド監督「リチャード・ジュエル」 2020年1月25日 映画 最近はビデオが普及し、オンラインでも映画を気軽にレンタルできるようになったけど、どうしても映画館でロードショー上映を観たい監督がいる。僕にとって、その一人がクリント・イーストウッド監督である。「バード」あたりから彼の監督作品が公開されるたびに足繁くロードショー上映に通って… 続きを読む
テリー・ギリアム監督「ドン・キホーテ」 2020年1月24日 映画 「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」がようやく日本で公開された。この作品、実は、去年、飛行機の機内上映で観たんだけど、とっても良かったので、公開を心待ちにしていた。まずはHakuodo DYの英断にエールを送りたい。アニメ中心の配給会社だけど、「僕はイエス様が嫌い」、「君… 続きを読む