グザヴィエ・ドラン監督「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」

グザヴィエ・ドラン監督「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」

2020年3月22日
グザヴィエ・ドランの新作「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」を観る。ドラン監督初の英語作品。今まで、カナダのフランス語圏の映画監督というマイナーなポジションにいたドラン監督が、メジャー進出を意図した野心作。 ドラン監督の作品の魅力は、ひとえにあのなんとも言えない居心地の悪さ…
スタンリー・ドーネン監督「シャレード」

スタンリー・ドーネン監督「シャレード」

2020年3月21日
スタンリー・ドーネン監督「シャレード」を見る。オードリ・ヘップバーンとケーリー・グラント主演。ウォルター・マッソー、ジェームズ・コバーン、ジョージ・ケネディ共演。音楽はヘンリー・マンシーニ。ヘプバーンの衣装はジバンシーが提供。今から考えると、とても贅沢な作品。 またまた昔…
ジュリアン・デュヴィヴィエ監督「舞踏会の手帖」

ジュリアン・デュヴィヴィエ監督「舞踏会の手帖」

2020年3月20日
ジュリアン・デュヴィヴィエ監督の「舞踏会の手帖」を見る。僕はフランスの古典映画は、ジャン・ルノワールとルネ・クレールを除くとほとんど見ていない。ジュリアン・デュヴィヴィエ監督も「パリの空の下セーヌは流れる」を見た記憶が微かにある程度(でも、内容は全く覚えていない)。だから…
シモーヌ・ヴェイユ・アンソロジー

シモーヌ・ヴェイユ・アンソロジー

2020年3月18日
河出文庫「シモーヌ・ヴェイユ・アンソロジー」を読む。今村純子編訳。エッセイの選定も翻訳も素晴らしい。信頼できる専門家の信頼できるアンソロジー。シモーヌ・ヴェイユという人の思想が少し身近に感じられた気がする。 僕自身は、シモーヌ・ヴェイユについてはほとんど初心者である。「重…
熊切和嘉監督「ディアスポリス」

熊切和嘉監督「ディアスポリス」

2020年3月18日
熊切和嘉監督の「ディアスポリス」を観る。公開当時に映画館で見るはずだったんだけどあっという間に上映が終了し、気がついたらレンタルビデオ店からも消えていたので見る機会を逃していた作品。思い立ってようやくiTunesでレンタル。 熊切監督との出会いは、とても遅い。「鬼畜大宴会…
スティーブン・スピルバーグ監督「シンドラーのリスト」

スティーブン・スピルバーグ監督「シンドラーのリスト」

2020年3月17日
スピルバーグ監督の「シンドラーのリスト」をようやく見る。1993年の作品。公開当時、僕は韓国で暮らしていた。スピルバーグの作品は、インディ・ジョーンズ・シリーズを見ていたから、当然、公開時点で見ていてもおかしくないけれど、見逃してしまった。韓国語字幕で映画を見ることにまだ…
ジョン・フォード監督「太陽は光り輝く」

ジョン・フォード監督「太陽は光り輝く」

2020年3月15日
BSで録画したままにしていたジョン・フォード監督の「太陽は光り輝く」を観る。すごい。ただただその世界に没入する。個人的には、「駅馬車」「怒りの葡萄」「タバコ・ロード」「馬上の二人」「我が谷は緑なりき」並みの感動作。こんな凄い作品を知らずに映画を語っていたなんて。。。とただ…
ラオール・ウォルシュ監督「遠い喇叭」

ラオール・ウォルシュ監督「遠い喇叭」

2020年3月13日
BSで録画していたラオール・ウォルシュ監督の「遠い喇叭」を観る。名匠ラオール・ウォルシュ、学生時代に見た「ハイ・シェラ」の強烈な印象がいまだに残っているけれど、なかなか観る機会がないので、BSシネマで取り上げてくれるのは本当にありがたい。 物語は、一人の若き将校をめぐって…
ジャン=リュック・ゴダール監督「女は女である」

ジャン=リュック・ゴダール監督「女は女である」

2020年3月7日
「ロングデイズ・ジャーニー」を渋谷で観た後に、恵比寿に移動してゴダールの「女は女である」をはしご。特集上映「ミシェル・ルグランとヌーヴェルヴァーグの監督たち」の一本。こういう切り口は、いいですね。新たな発見があります。ミシェル・ルグランの過激な側面に触れる良い機会となりま…
ビー・ガン監督「ロング・デイズ・ジャーニー:この世の涯へ」

ビー・ガン監督「ロング・デイズ・ジャーニー:この世の涯へ」

2020年3月7日
ビー・ガン監督「ロングデイズ・ジャーニー:この世の涯へ」を観る。長編2作目でカンヌ国際映画祭のある視点部門に出品、世界中の映画人から絶賛を浴びた若い才能の作品ということで映画館に駆けつけました。 確かに凄い才能です。この映画の話題は、後半60分間の3Dによるワンシーン・ワ…