デビッド・リンチ監督「デューン・砂の惑星」 2020年2月8日 映画 BSでデビッド・リンチ監督の「デューン・砂の惑星」を観る。1985年公開作品。これも公開時に映画館で見た。当時、デビッド・リンチは「イレイザーヘッド」と「エレファント・マン」でカルト的な人気を誇っていた。デューンもカルト色の濃い映画だな、というのがその頃の印象。主演のカイ… 続きを読む
「現代日本の美意識」展@国立国際美術館 2020年2月4日 アート カラヴァッジョ展を見終わった後に、少し時間があったので、いつものように国立国際美術館へ。「コレクション 現代日本の美意識展」を覗く。国立国際美術館のように、日本の近現代美術を組織的に収集し、このコレクションを定期的に見せてくれる展覧会は本当にありがたい。日本は豊かになり、… 続きを読む
「カラヴァッジョ展」@あべのハルカス美術館 2020年2月4日 アート 大阪に立ち寄ったついでに、あべのハルカス美術館で「カラヴァッジョ展」を見る。東京で開催されたら長時間待たされた上に、めぼしい作品の前では「他の人のご迷惑にならないよう立ち止まらずにご覧ください」というお節介な案内に悩まされるのが定番だけど、さすがは大阪。展覧会場は、恐れて… 続きを読む
ミシェル・ウェルベック著「素粒子」 2020年2月4日 読書 またまたミシェル・ウェルベック読了。今度は、「素粒子」。 野崎歓さんの訳が素晴らしい。ウェルベックを読むなら、本当はこの本から始めるべきだったんだろう。「闘争領域の拡大」が注目を集めたとは言え、ウェルベックが国際的な流行作家になったのはこの素粒子からだし、野崎歓さんの翻訳… 続きを読む
アルフレッド・ヒッチコック監督「バルカン超特急」 2020年2月3日 映画 BS録画したヒッチコック監督の「バルカン超特急」を観る。彼が渡米前の英国時代に監督した最後から2番目の作品。イギリス時代のヒッチコックの作品はなかなか観る機会がないので、こういう作品を放映してくれるBSはありがたい。 物語は、とあるヨーロッパの架空の国から西に向けて出発し… 続きを読む
「肉筆浮世絵名品展ー歌麿、北斎、応為」@太田記念美術館 2020年2月2日 アート 締め切りに追われ、打ち合わせが続き、雑用が続いた1週間がようやく終わったので、今日は何もしないと決めて、太田記念美術館の「肉筆浮世絵名品展」へ。 久しぶりの原宿は、大混雑。駅を歩くのも一苦労。もうすぐ駅の拡張工事が終了して少しは改善されるかもしれないけど、やはり異常だと思… 続きを読む
クリント・イーストウッド監督「パーフェクト・ワールド」 2020年2月1日 映画 なぜか最近、BSシネマはイーストウッド監督の作品をよく取り上げている。彼の作品は、繰り返し見たいのでこれはありがたい。今回は、1993年の「パーフェークト・ワールド」。1992年の傑作「許されざる者」の翌年の作品。「許されざる者」でアカデミー賞作品賞を受賞したので、ようや… 続きを読む
モーリス・ブランショ「明かしえぬ共同体」 2020年1月28日 読書 諏訪敦彦監督の新作「風の電話」公開を記念して、某大型書店で諏訪監督推薦図書コーナーが開設されていたのに遭遇し、つい「明かしえぬ共同体」を衝動買いしてしまった。同時に購入したのが、諏訪監督の「誰も必要としていないかもしれない、映画の可能性のために」と、エマニュエル・レヴィナ… 続きを読む
中平康監督「あいつと私」 2020年1月27日 映画 ちょっと手持ち無沙汰になったので、BSで録画してそのままの「あいつと私」を観る。中平康監督、石坂洋次郎原作。主演は石原裕次郎と芦川いずみ。全く時代を感じさせない過激な映画。中平監督、本当にすごい。ただただ映画の喜びを堪能する。 基本的に私は、石原裕次郎はあまり好きではない… 続きを読む
クリント・イーストウッド監督「リチャード・ジュエル」 2020年1月25日 映画 最近はビデオが普及し、オンラインでも映画を気軽にレンタルできるようになったけど、どうしても映画館でロードショー上映を観たい監督がいる。僕にとって、その一人がクリント・イーストウッド監督である。「バード」あたりから彼の監督作品が公開されるたびに足繁くロードショー上映に通って… 続きを読む