「寿玉のコレクションーいのちの輝き・つくる喜び」展@SOMPO美術館 2020年8月13日 アート 夏休み期間中にまとめて展覧会を見ようと、Sompo美術館へ。もともとビルの中にあった美術館だけど、新たに美術館を建設した。その開館記念展。この美術館は東郷青児と、印象派の画家のコレクションで有名。特に、ゴッホの「ひまわり」の購入は話題になった。企画展も面白いのでちょくちょ… 続きを読む
梨木香歩著「家守綺譚」 2020年8月11日 日記 梨木香歩「家守綺譚」を読む。梨木香歩さんの作品は、「うみうそ」を読んで、島の伝承世界と自然に沈潜し、そこから物語を立ち上げていく手法が印象に残っている。気になる作家のひとり。 「家守綺譚」は、文筆業で身を立てることを目指す綿貫征四郎が、亡き友人の家を預かって過ごす日々を綴… 続きを読む
古井由吉著「仮往生伝試文」 2020年8月10日 読書 古井由吉「仮往生伝試文」読了。 僕は基本的に小説は電車の中でしか読まないので、新型コロナウィルスの巣ごもりが続くと、なかなか小説を読み進めることができない。結局、この本も読み終わるまでに1ヶ月以上かかってしまった。ただでさえ話の展開が読み取りにくい古井さんの著作で、その中… 続きを読む
横浜トリエンナーレ2020 Afterglow 2020年8月10日 アート 「横浜トリエンナーレ2020 Afterglow」を見る。横トリは、2001年開始以来の長い付き合い。かつてのような祝祭感は失われ、赤煉瓦倉庫会場も変わってしまったけれど、都市型のトリエンナーレとして定着した。やはりアートの祭典として応援したい。 今回は、新型コロナウィル… 続きを読む
ギレルモ・デル・トロ監督「ミミック」 2020年8月9日 映画 ギレルモ・デル・トロ監督「ミミック」を観る。1997年、「クロノス」で注目を集めたデル・トロ監督が、米国に進出した初監督作品。ジョン・セイルズ、スティーブン・ソダバーグなどの豪華メンバーが脚本に入っている。これは発見。この作品は成功を収め、その後、シリーズ化されている。 … 続きを読む
「New Photographic Objects 写真と映像の物質性」@埼玉県立近代美術館 2020年8月9日 アート 埼玉県立近代美術館で開催されている「New Photographic Objects:写真と映像の物質性」を観る。タイトルの通り、写真や映像の物質性に焦点をあてて制作しているアーチストの作品を集めた企画展。スマホで簡単に写真や映像が撮れてしまい、ちょっとした画像編集ソフト… 続きを読む
デヴィッド・リンチ監督「マルホランド・ドライブ」 2020年8月8日 映画 デビッド・リンチ監督「マルホランド・ドライブ」を観る。2001年の作品。リンチ監督は、この作品でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞。出演はナオミ・ワッツ、ローラ・ハリング他。 内容については、紹介する必要もないだろう。ハリウッド近郊のマルホランド・ドライブで交通事故が発生し、一… 続きを読む
ロナルド・ニーム監督「ポセイドン・アドベンチャー」 2020年8月7日 映画 BSで録画してあった「ポセイドン・アドベンチャー」を観る。ロナルド・ニーム監督の1972年の作品。主演はジーン・ハックマン。音楽にジョン・ウィリアムズが入っている。70年代のパニック映画ジャンルの先駆け的作品で、この作品のヒットの後、「タワーリング・インフェルノ」「カサン… 続きを読む
高畑勲監督「かぐや姫の物語」 2020年8月5日 映画 宮崎駿の「風立ちぬ」製作ドキュメンタリーをテレビで観ていたら、高畑勲さんが映っていた。言うまでもないけれど、2人は「ルパン三世」や「アルプスの少女ハイジ」、「母をたずねて三千里」などのテレビ・アニメ以来の盟友であり、スタジオジブリを立ち上げた仲間でもある。宮崎駿さんは、「… 続きを読む
鈴木卓爾監督「嵐電」 2020年8月3日 映画 鈴木卓爾監督の映画には、何かとても大切なものが詰まっている。それはとてもささやかで、注意して意識していないとするっと手から抜け落ちてしまうようなかすかなものだ。子どもの頃に大切にしていた宝物を押し入れの隅で発見した時に、ぼんやりとした明かりが心の中に点るように、鈴木監督の… 続きを読む