映画

ジョージ・シドニー監督「愛情物語」

ジョージ・シドニー監督「愛情物語」

2020年10月16日
BSで放映された「愛情物語」を観る。1956年の作品。監督は、「世紀の女王」、「錨を上げて」「アニーよ銃をとれ」「ショウ・ボート」などのミュージカル作品を手がけたジョージ・シドニー。出演は、タイロン・パワー、キム・ノヴァク、ヴィクトリア・ショウ他。キム・ノヴァクはどうもヒ…
山下耕作監督「緋牡丹博打」

山下耕作監督「緋牡丹博打」

2020年10月15日
山下耕作監督「緋牡丹博打」をBSシネマで見る。富司純子主演の任侠映画シリーズの第一作。明治中期、九州のヤクザ矢野一家の一人娘、矢野竜子(=富司純子)が、父親を殺され、一家を乗っ取られる中、「緋牡丹のお竜」として諸国の賭場を回り渡世修行をするという物語。半身諸肌となって魅せ…
クリストファー・ノーラン監督「TENET」

クリストファー・ノーラン監督「TENET」

2020年10月12日
巷で噂のクリストファー・ノーランの新作「TENET」を見る。「時間を逆行する」が売りで、転倒した車が逆走しつつ元に戻り、拳銃から発射された弾丸が元に戻る予告編の衝撃的な場面が話題を呼んだ。タイトルの「TENET」は「信条」を意味する言葉だが、同時に、右から読んでも左から読…
大森立嗣監督「星の子」

大森立嗣監督「星の子」

2020年10月11日
大森立嗣監督の「星の子」を観にいく。今もっとも気になる大森監督の作品だから、これは外せない。それにしても、大森監督、着実に映画を撮り続けていますね。「日々是好日」がヒットしたけれど「タロウのバカ」は少しラディカルすぎたから、もしかしたらしばらく撮れないかなと心配していまし…
オットー・プレミンジャー監督「バニー・レイクは行方不明」

オットー・プレミンジャー監督「バニー・レイクは行方不明」

2020年10月10日
BSシネマで放映されたオットー・プレミンジャー監督の「バニー・レイクは行方不明」を見る。1965年の作品。出演は、ローレンス・オリヴィエ、キャロル・リンレー、キア・デュリア。心理サスペンスの傑作。これはすごい。 物語は、兄と共にアメリカからロンドンに引っ越してきたアン・レ…
ウォルフガング・ペーターゼン監督「エアフォース・ワン」

ウォルフガング・ペーターゼン監督「エアフォース・ワン」

2020年10月8日
BSシネマでウォルフガング・ペーターゼン監督の「エアフォース・ワン」が放映されたのでつい最後まで見てしまう。1997年公開作品。ハリソン・フォードとゲイリー・オールドマンが出演している。監督は、80年代から90年代にかけて「U・ボート」、「ネバー・エンディング・ストーリー…
バート・ケネディ監督「戦う幌馬車」

バート・ケネディ監督「戦う幌馬車」

2020年10月6日
BSシネマで録画していたままになっていたバート・ケネディ監督の「戦う幌馬車」を見る。1967年の作品。ジョン・ウェインとカーク・ダグラスの2大スターが共演した西部劇。 僕はバート・ケネディ監督についてはまったく知らなかったけれど、なんとあのバット・ベティカー監督の「七人の…
西河克己監督「絶唱」(1975年版)

西河克己監督「絶唱」(1975年版)

2020年9月30日
BSシネマで、西河克己監督の「絶唱」を見る。主演は、いつものように山口百恵と三浦友和。70年代に入り、西河監督はこのカップルを主人公に、「伊豆の踊り子」「潮騒」「絶唱」「春琴抄」「霧の旗」・・・と立て続けにリメイク作品を監督している。スタッフも俳優もほぼ同じ。「絶唱」も1…
藤井仁子編「森崎東党宣言」

藤井仁子編「森崎東党宣言」

2020年9月28日
藤井任子編「森崎東党宣言!」を読む。力作。森崎東監督への愛があふれる本であり、それはそのまま映画への愛にも満ちている。森崎監督の作品に触れて、その面白さをきちんと形に残しておきたいという熱意が詰まった作品。その具体的な形が脚本「男はつらいよ フーテンの寅」準備稿の掲載。森…