ジム・ジャームッシュ監督「デッド・ドント・ダイ」

ジム・ジャームッシュ監督「デッド・ドント・ダイ」

2020年4月6日
世の中は、新型コロナ・ウィルスの感染拡大で大騒ぎである。今の時点で、例えば来年の今頃、僕がどう言う気持ちでこのブログを読み返しているのか(そもそも読み返すことができる状況にいるのか)想像がつかない。5年後はどうだろうか?例えば、今、時計を巻き戻して5年前の自分を思い出して…
フィルダー・クック監督「テキサスの5人の仲間」

フィルダー・クック監督「テキサスの5人の仲間」

2020年4月4日
BSシネマ「テキサスの5人の仲間」を観る。うーん、と思わず唸る。監督のフィルダー・クックの情報は日本語ではほとんど入手できず。1965年の作品、主演はヘンリー・フォンダ。日本では多分公開されていないと思う。何の情報もなく見始めたら最後まで見てしまい、最後は唸ってしまった。…
ジョン・フォード監督「捜索者」

ジョン・フォード監督「捜索者」

2020年4月1日
ジョン・フォード監督「捜索者」を観る。ジョン・フォード監督の多くの作品の中でも傑作の誉れの高い作品。 物語の舞台は、南北戦争が終わって3年が経ったテキサス。南軍の兵士として戦ったイーサン・エドワーズ(=ジョン・ウェイン)が久しぶりに弟の家を訪れる。家族は、イーサンを暖かく…
ミシェル・ウェルベック著「地図と領土」

ミシェル・ウェルベック著「地図と領土」

2020年3月30日
ミシェル・ウェルベック著「地図と領土」読了。とりあえず、文庫で出ているのは読み終えたので一息ついた感じ。 今回の主人公ジェドはアーチストである。工業製品を精密に撮影した写真シリーズから出発し、ついでミシェランの地図を独特との接写で撮影するシリーズでブレイクし、さらに様々な…
カバーズ「春うたアコースティック・ナイト!」はもしかしたら革命的な番組かもしれない

カバーズ「春うたアコースティック・ナイト!」はもしかしたら革命的な番組かもしれない

2020年3月30日
僕はあまりテレビを観ない。いつもチェックするのは、BSシネマと日曜美術館、日本の話芸だけ。あとはニュースとオペラ・古典芸能・クラシック、それからネイチャー系の特集番組のみ。バラエティは一切見ないし、ドラマも見ない。そういう意味では、テレビの世界はほとんど僕の世界とはかけ離…
ガイ・ハミルトン監督「クリスタル殺人事件」

ガイ・ハミルトン監督「クリスタル殺人事件」

2020年3月29日
ガイ・ハミルトン監督の「クリスタル殺人事件」を見る。1980年の作品。ガイ・ハミルトン監督は、60年代から70年代にかけて、ジェームズ・ボンド・シリーズの「ゴールドフィンガー」「ダイヤモンドは永遠に」「死ぬのは奴等だ」「黄金銃を持つ男」などの代表作を撮った監督。また、出演…
ウィリアム・ワイラー監督「おしゃれ泥棒」

ウィリアム・ワイラー監督「おしゃれ泥棒」

2020年3月29日
BSシネマの録画で観るものがなくなってきたので、とりあえず「おしゃれ泥棒」を観る。ブーメランの場面や美術館に警報が鳴り響いて警備員が右往左往する場面を記憶しているから、多分、テレビで見たんだろう。こうやってちゃんと観ると、それなりに面白い。 言うまでもないけど、この作品は…
ジョン・スタージェス監督「さらばバルデス」

ジョン・スタージェス監督「さらばバルデス」

2020年3月28日
ジョン・スタージェス監督の「さらばバルデス」を観る。1973年の作品。主演は、チャールズ・ブロンソン。 映画は、一人の放浪する少年の視点を通じて描かれる。少年は行くあてもない放浪の旅の途上、野生馬の群れと共に暮らし、時折、群れから馬を捕らえては、飼い馴らして街に売ることで…
片渕須直監督「この世界の片隅に」

片渕須直監督「この世界の片隅に」

2020年3月25日
今更ながらではあるが、「この世界の片隅に」を観る。片淵須直監督がクラウドファンディングで製作資金を集めた作品。徹底した原作追求と現地調査で、可能な限り当時の風景を再現したアニメーション。噂通りの傑作でした。 舞台は、第二次世界大戦下の呉。18歳で北條家に嫁いだすずの戦中の…
ヒッチコック監督「海外特派員」

ヒッチコック監督「海外特派員」

2020年3月24日
ヒッチコックの海外特派員を見る。1940年の作品。ヒッチコックは、1940年に渡米し、「レベッカ」を撮る。この作品は、渡米後の2作目。ヒッチコックらしさにあふれた傑作。 物語は、米国人の新聞記者ジョニー・ジョーンズが、特派員としてヨーロッパに派遣されるところから始まる。彼…