マーティン・スコセッシ監督「ハスラー2」 2020年4月24日 映画 BSシネマ、マーティン・スコセッシ監督「ハスラー2」。主演はポール・ニューマンとトム・クルーズ。この映画でポール・ニューマンはアカデミー主演男優賞を受賞。トム・クルーズは、「トップガン」でスターダムに登り始めた矢先の作品で、若さと才能あふれるアウトサイダーを気持ちよく演じ… 続きを読む
チャールズ・チャップリン監督「モダン・タイムズ」 2020年4月22日 映画 Modern Times (1936) Directed by Charles Chaplin Shown: Charles Chaplin (as A factory worker) 新型コロナウィルスの感染拡大で緊急事態制限が出されてから約2週間。外出自粛で家に籠もっ… 続きを読む
大林宣彦監督の「最後の講義」 2020年4月18日 日記 大林宣彦監督が亡くなってから、追悼番組が続いている。14日は、BS日テレで「シネアスト4〜記録対談!大林宣彦監督が語る映画の神髄〜」を見る。安藤桃子が大林監督と対談し、ナレーションは常盤貴子。 僕の記憶の中の大林監督は80年代で止まっているので、あの巨体がこんなに小さくな… 続きを読む
アリーチェ・ロルヴァケル監督「幸福なラザロ」 2020年4月15日 映画 「幸福なラザロ」をレンタル・ビデオで借りてきて鑑賞。2018年のカンヌで脚本賞を受賞。マーティン・スコセッシが激賞したという話題作。 物語の舞台は、20世紀後半のイタリアの小さな村。侯爵夫人の小作人として貧しい生活を送る村人達を巡って展開する。実は、小作制度はとっくの昔に… 続きを読む
ドン・シーゲル監督「ラスト・シューティスト」 2020年4月13日 映画 ドン・シーゲル監督「ラスト・シューティスト」を見る。1976年の作品。ジョン・ウェイン、ジェームズ・スチュアート、ローレン・バコール、ロン・ハワードが出演している。ベテラン監督が、老優たちと共に失われていく時代を振り返るという、70年代の一典型の映画。とはいえ、そこはドン… 続きを読む
大林宣彦監督「花筐/HANAGATAMI」 2020年4月11日 映画 大林宣彦さんが亡くなった。多分、様々な世代の映画小僧たちが、それぞれにリスペクトし、背中を追いかけてきた映像作家のヒーロー。ご冥福をお祈りします。 僕の初めての大林体験は、「Emotion=伝説の午後・いつか見たドラキュラ」。1966年の作品だけど、僕が見たのは大学に入っ… 続きを読む
月川翔監督「君は月夜に光り輝く」 2020年4月9日 映画 月川翔監督は、今、僕にとって最も気になる映画監督の一人である。こんなことを言うと、もしかしたら思いっきり引かれるかもしれない。確かに、「黒崎くんの言いなりになんてならない」「君の膵臓を食べたい」「となりの怪物くん」「センセイ君主」と彼のフィルモグラフィを並べていくと、ほと… 続きを読む
ジム・ジャームッシュ監督「デッド・ドント・ダイ」 2020年4月6日 映画 世の中は、新型コロナ・ウィルスの感染拡大で大騒ぎである。今の時点で、例えば来年の今頃、僕がどう言う気持ちでこのブログを読み返しているのか(そもそも読み返すことができる状況にいるのか)想像がつかない。5年後はどうだろうか?例えば、今、時計を巻き戻して5年前の自分を思い出して… 続きを読む
フィルダー・クック監督「テキサスの5人の仲間」 2020年4月4日 映画 BSシネマ「テキサスの5人の仲間」を観る。うーん、と思わず唸る。監督のフィルダー・クックの情報は日本語ではほとんど入手できず。1965年の作品、主演はヘンリー・フォンダ。日本では多分公開されていないと思う。何の情報もなく見始めたら最後まで見てしまい、最後は唸ってしまった。… 続きを読む
ジョン・フォード監督「捜索者」 2020年4月1日 映画 ジョン・フォード監督「捜索者」を観る。ジョン・フォード監督の多くの作品の中でも傑作の誉れの高い作品。 物語の舞台は、南北戦争が終わって3年が経ったテキサス。南軍の兵士として戦ったイーサン・エドワーズ(=ジョン・ウェイン)が久しぶりに弟の家を訪れる。家族は、イーサンを暖かく… 続きを読む