「センス・オブ・ワンダー」展@ヴァンジ彫刻庭園美術館

「センス・オブ・ワンダー」展@ヴァンジ彫刻庭園美術館

2020年10月26日
新型コロナウィルス感染拡大で巣ごもりの日々が続く中、久しぶりに外の空気に触れたくなって日帰りでヴァンジ彫刻庭園美術館の「センス・オブ・ワンダー:もう一つの庭へ」展を見に出かける。「沈黙の春」で自然破壊に警鐘を鳴らした海洋生物学者レイチェル・カーソンの遺作「センス・オブ・ワ…
「京都の美術250年の夢 第1部〜第3部 総集編−江戸から現代へ−」展@京都市京セラ美術館

「京都の美術250年の夢 第1部〜第3部 総集編−江戸から現代へ−」展@京都市京セラ美術館

2020年10月18日
大阪で「奇才ー江戸絵画の冒険者たち」と「天目ー中国黒釉の美」展を満喫した翌日は、京都に移動する。お目当ては、京都市京セラ美術館の「京都の美術ー250年の夢」展。京都画壇は、伊藤若冲、曾我蕭白、長沢蘆雪などの奇想の画家たちが人気を集めていて脚光を浴びている。その伝統を受け継…
「天目−中国黒釉の美」展@大阪市立東洋陶磁美術館

「天目−中国黒釉の美」展@大阪市立東洋陶磁美術館

2020年10月17日
「奇想」展を見た後、大阪市立東洋陶磁美術館に移動する。お目当ては、「天目―中国黒釉の美」展。僕は、あまり陶磁器には関心がないが、楽茶碗と天目茶碗は気になる。楽茶碗は、楽家代々の伝統と革新のありようとその独特のスタイルに、天目茶碗はまさに天目の妖しい光りに魅了される。全然ス…
「奇才:江戸絵画の冒険者たち」展@あべのハルカス美術館

「奇才:江戸絵画の冒険者たち」展@あべのハルカス美術館

2020年10月17日
あべのハルカス美術館で「奇才:江戸絵画の冒険者たち」展を観る。本当は東京で観たかったのだけど、仕事が詰まっていて時間がとれなかった。大阪展の方もそろそろ会期終了が迫ってきたので慌てて駆けつける。 この展覧会は、昨年開催された「奇才の系譜 江戸絵画ミラクルワールド」のいわば…
アートを巡る旅 in 京都(3)

アートを巡る旅 in 京都(3)

2020年10月5日
京都の旅は、嵐山で一泊して二日目へ。久しぶりの京都なので、午前中は寺社巡り。 まずは世界遺産登録された天龍寺へ。臨済宗天龍寺派大本山。夢窓国師の庭園(曹源池)で有名。時間をかけてじっくりと庭を鑑賞する。まず、大方丈に座って庭を眺める。池に配置された築島と岩石。背景の築山。…
アートを巡る旅 in 京都(2)

アートを巡る旅 in 京都(2)

2020年10月4日
続いて、これも新たに開館した福田美術館へ。本当は、去年の開館記念「福美コレクション」展を見たかったんだけど、去年はなかなか時間が取れなくて、今回、ようやく訪問することができた。 こちらの方は、日本画を中心とした個人コレクションを一般に公開する美術館。嵐山の閑静な住宅街の一…
アートを巡る旅 in 京都(1)

アートを巡る旅 in 京都(1)

2020年10月3日
ようやく時間が取れたので、週末を利用して京都へ。お目当ては、新たに生まれ変わった京都京セラ美術館。建物自体も見たかったし、開館記念展の「杉本博司 瑠璃の浄土」展も見逃せない。終了直前だけどぎりぎり間に合った。 建物は、現館長でもある青木淳さん他の設計。元の建物をできる限り…
アートを巡る旅 in 青森(4)十和田市現代美術館

アートを巡る旅 in 青森(4)十和田市現代美術館

2020年8月24日
青森のアートを巡る旅の締めくくりは十和田市現代美術館。SANAAメンバーの1人である西沢立衛さんの建築だけでも見たいと思いながら、なかなか行く機会がなかったので、今回は、じっくりと時間を取って見学する。 この美術館は、十和田市の官庁街と呼ばれる通りに建てられている。その名…
アートを巡る旅 in 青森(3)国際芸術センター

アートを巡る旅 in 青森(3)国際芸術センター

2020年8月23日
2日目は、まず国際芸術センター青森へ。ここは、青森公立大学の付属施設で、アーチスト・イン・レジデンス事業で有名。宿泊棟と制作棟を備え、専門のギャラリー・スペースとオープン・シアター・スペースを持っている本格的な芸術センターである。周辺は深い緑に囲まれ、敷地内には散策路があ…
アートを巡る旅 in 青森(2)青森県立美術館

アートを巡る旅 in 青森(2)青森県立美術館

2020年8月23日
続いて、青森県立美術館へ。シャガールがアメリカ亡命時代に制作したバレー「アレコ」の背景画4枚が揃っている世界唯一の美術館(1枚は、フィラデルフィア美術館所蔵ですが、現在、青森にレンタル中。)。 以前のブログでも紹介したが、巨大な背景画はやはり圧倒的な迫力がある。シャガール…