ギレルモ・デル・トロ監督「ブレイド2」 2020年7月31日 映画 少し軽いものが観たいなと思っていたら、iTuneでギレルモ・デル・トロ監督「ブレイド2」が100円レンタルになっていた。我ながらせこいと苦笑しつつ、でも超ラッキーなので早速レンタル。やっぱり、ギレルモ・デル・トロは冴えている。うまいと思う。彼はメキシコ人で、僕は日本人だけ… 続きを読む
ディック・パウエル監督「眼下の敵」 2020年7月31日 映画 BSで放映された「眼下の敵」を観る。1957年、ディック・パウエル監督作品。アメリカの駆逐艦の艦長をロバート・ミッチャムが、駆逐艦に追われるUボートの艦長をクルト・ユルゲンスが演じている。潜水艦映画の古典的名作であり、監督と両主演男優の代表作の一つである。 実際、海上の駆… 続きを読む
「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」展@東京都現代美術館 2020年7月28日 アート オラファー・エリアソンの作品と初めて出会ったのは、ニューヨークのハドソン・リバーの「瀧プロジェクト」。豪快な作品に驚いたけど、その時は、ああまた大規模な野外アートプロジェクトを仕掛ける人が出てきたのか、と言う程度で流してしまった。しかし、その後、MOMAと別館のPS1で開… 続きを読む
トルーマン・カポーティ著「ティファニーで朝食を」 2020年7月27日 読書 以前のブログで、ブレイク・エドワーズ監督の「ティファニーで朝食を」を紹介したとき、原作者のトルーマン・カポーティが映画作品に不満だったというエピソードに触れた。ウィキペディアの記述をそのまま鵜呑みにして書いたんだけど、その後、原作とどこまで違うんだろうというのが気になって… 続きを読む
村上春樹「一人称単数」 2020年7月26日 読書 村上春樹の新作短編小説集「一人称単数」を読む。 以前のブログでも書いたけど、僕と村上春樹との付き合いは長い。もちろん、個人的な面識はないけれど、僕は「風の歌を聴け」をほぼ同時代で読んで以来、一部のエッセイとジャズ評論を除けばほとんどすべての作品を読み続けている。我ながら、… 続きを読む
「ピーター・ドイグ」展@国立近代美術館 2020年7月25日 アート 国立近代美術館で「ピーター・ドイグ」展を観る。新型コロナウィルス感染拡大で休館となり、もしかしたらこのまま終わってしまうのではないかとやきもきしていたのだが、無事、展覧会は再開し、何とか見に行くことができた。 ピーター・ドイグを意識するようになったのは、たぶん10年以上前… 続きを読む
「古典×現代2020」展@国立新美術館 2020年7月24日 アート 国立新美術館で「古典×現代2020 時空を越える日本のアート」を見る。もともとは、東京オリンピック2020の関連企画「日本博」の一環として実施され、東京オリンピックで来日した外国人に日本文化の魅力を発信するはずだった展覧会。新型コロナウィルスの感染拡大で東京オリンピックは… 続きを読む
キム・ボラ監督「はちどり」 2020年7月23日 映画 ユーロ・スペースでキム・ボラ監督「はちどり」を観る。世界各国の映画祭で絶賛されたという評判の作品。舞台は、1994年のソウル。88年にソウル・オリンピックを開催し、南北同時国連加盟を成し遂げて一気に国際化と民主化を達成した韓国。93年には韓国初の文民政権として金泳三大統領… 続きを読む
ジョン・ヒューストン監督「天地創造」 2020年7月19日 映画 ジョン・ヒューストン監督「天地創造」を観る。1966年の作品。旧約聖書の創世記のエピソードを描いた大作。ヒューストン監督自身もノア役で出演し、さらに神の声とナレーションも兼ねている。また、音楽は、当初、ストラヴィンスキーに依頼されたが断られたため、黛敏郎が抜擢され、その映… 続きを読む
大林宣彦著「キネマの玉手箱」 2020年7月17日 映画 例によって本屋をぶらついていたら、大林宣彦の「いつか見た映画館」が本棚に並んでいた。価格18,000円。A5版1368頁。かなり心が動いたけど、最後に理性が働いてとりあえず再考することにした。いくら何でも、これは高すぎるよね。 その代わりに、ユニコ舎の「キネマの玉手箱」を… 続きを読む