大林宣彦監督「理由」 2020年12月11日 映画 大林宣彦監督の「理由」を見る。2004年の作品。もともとはWOWOWのドラマWで放映されたものが、アスミック・エースの配給で劇場公開された。原作は宮部みゆきの同名小説。ある殺人事件をめぐる107人の証言で構成された原作は映像化不可能と言われていたが、大林監督は律儀に小説の… 続きを読む
大林宣彦監督「海辺の映画館ーキネマの玉手箱」 2020年8月1日 映画 大林宣彦監督「海辺の映画館ーキネマの玉手箱」を観る。4月に公開される予定だったけど、新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言で上映が延期になっていた。期せずして、4月の公開予定日に大林監督が亡くなり、遺作となったという曰く付きの作品。大林監督は、前作「花筐/HANAG… 続きを読む
大林宣彦著「キネマの玉手箱」 2020年7月17日 映画 例によって本屋をぶらついていたら、大林宣彦の「いつか見た映画館」が本棚に並んでいた。価格18,000円。A5版1368頁。かなり心が動いたけど、最後に理性が働いてとりあえず再考することにした。いくら何でも、これは高すぎるよね。 その代わりに、ユニコ舎の「キネマの玉手箱」を… 続きを読む
BS1スペシャル「映画で未来を変えようよ〜大林宣彦から4人の監督へのメッセージ〜」 2020年7月7日 映画 NHK『BS1スペシャル▽映画で未来を変えようよ〜大林宣彦から4人の監督へのメッセージ』(c)NHK BS1スペシャル「映画で未来を変えようよ〜大林宣彦から4人の監督へのメッセージ〜」を見る。大林監督が死の直前、夢の中でうわごとのように語りかけた4人の監督へのメッセージに… 続きを読む
大林宣彦監督「廃市」 2020年6月16日 映画 どうやら僕は、大林宣彦監督にはまってしまったようだ。仕事の締め切りがたまっていてこんなことやっている場合ではないと頭では理解しているんだけど、身体が言うことをきかない。仕事を途中で投げ出して、ふらふらとビデオ屋に迷い込み、つい「廃市」を借りてしまう。でもかろうじて理性は残… 続きを読む
大林宣彦監督「時をかける少女」 2020年6月13日 映画 大林宣彦監督「時をかける少女」。1983年公開作品。原田知世初出演映画。公開当時は薬師丸ひろ子・松田優作共演の「探偵物語」の併映だった。主題歌は松任谷正隆作曲、原田知世の歌で大ヒットした。当時の角川映画の勢いを感じさせる作品。原作は、未だ現役作家の筒井康隆。 正直、公開当… 続きを読む
大林宣彦監督の「最後の講義」 2020年4月18日 日記 大林宣彦監督が亡くなってから、追悼番組が続いている。14日は、BS日テレで「シネアスト4〜記録対談!大林宣彦監督が語る映画の神髄〜」を見る。安藤桃子が大林監督と対談し、ナレーションは常盤貴子。 僕の記憶の中の大林監督は80年代で止まっているので、あの巨体がこんなに小さくな… 続きを読む
大林宣彦監督「花筐/HANAGATAMI」 2020年4月11日 映画 大林宣彦さんが亡くなった。多分、様々な世代の映画小僧たちが、それぞれにリスペクトし、背中を追いかけてきた映像作家のヒーロー。ご冥福をお祈りします。 僕の初めての大林体験は、「Emotion=伝説の午後・いつか見たドラキュラ」。1966年の作品だけど、僕が見たのは大学に入っ… 続きを読む