シモーヌ・ヴェイユ著「重力と恩寵」 2020年7月4日 読書 シモーヌ・ヴェイユの主著「重力と恩寵」を読む。以前のブログで紹介したように、彼女の「アンソロジー」を読んで心惹かれたので、ずっと気になっていた本を紐解く気になった。すごい。冒頭から引き込まれてしまい、気がついたら本に書き込みをしながら読みふけってしまった。本に書き込みをす… 続きを読む
ビー・ガン監督「凱里ブルース」 2020年7月2日 映画 ビー・ガン監督「凱里ブルース」を観る。「ロングデイズ・ジャーニー この世の涯てへ」が衝撃だったビー・ガン監督の初長編作品。2016年製作。ロカルノ国際映画祭新進監督賞&特別賞、ナント三大陸映画祭黄金の熱気球賞他を受賞。世界中の映画監督から絶賛を浴びた。ポン・ジュノ監督の次… 続きを読む
「森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020−さまよえるニッポンの私」展@原美術館 2020年7月2日 アート 一仕事終えたつかの間の時間を縫って、原美術館で開催中の「森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020」展に駆け込む。7月12日まで会期を延長してくれたので何とか間に合った感じ。美術館は、事前予約、入館の際の手の消毒、チケット購入前の体温チェック・・・と何やらものものしい雰囲気で入… 続きを読む
クリント・イーストウッド監督「ペイルライダー」 2020年7月1日 映画 仕事でおおぼけをやってしまい、少し心身をシャキッとし直したいなと感じたので、クリント・イーストウッド監督の「ペイルライダー」を見る。仕事とイーストウッドにどんな関係があるのかと突っ込まれそうだけど、まあ、世の中にはいろんな人がいると言うことで勘弁してもらおう。イーストウッ… 続きを読む
庵野秀明総監督「エヴァンゲリオン新劇場版 序・破・Q」 2020年6月30日 映画 テレビでエヴァンゲリオンの再放送が始まったと思ったら、今度はBSでエヴァンゲリオン新劇場版の連続上映。さらにファン投票となんだか盛り上がっている。なぜだろうと思っていたら、何のことはない、新作がもうすぐ公開されるのでキャンペーンが展開されていると言うことだ。それにしても、… 続きを読む
庵野秀明監督「新世紀エヴァンゲリオン」(テレビ放映版) 2020年6月28日 映画 新世紀エヴァンゲリオンのテレビ再放送を見終えた。もともとは1995年から96年にかけてテレビ東京で放映された作品。その頃、僕は海外勤務中だったので、エヴァンゲリオンの情報は全く知らなかった。ただ、海外勤務から帰国してアニメ好きの友人と飲んでいる時に、彼がエヴァンゲリオンの… 続きを読む
「神田日勝回顧展:大地への筆触」@東京ステーションギャラリー 2020年6月27日 アート 東京ステーションギャラリーで「神田日勝:大地への筆触」展を見る。去年から楽しみにしていた展覧会。新型コロナウィルスの感染拡大で東京での会期が大幅に短縮され、もしかしたら見ることができないのではないかと真剣に心配したけれど、緊急事態宣言が解除され、なんとか会期末直前に駆け込… 続きを読む
瀬木慎一著「画狂人北斎」 2020年6月25日 読書 今年は、葛飾北斎生誕260周年。新型コロナウィルスさえなければ、今頃は各地で様々な企画展が開催されていたはずなのだが、この数ヶ月の緊急事態宣言で多くの展覧会の開催が遅れてしまった。とりあえず、モチベーションを維持するために、瀬木慎一さんの「画狂人北斎」を読む。初出は197… 続きを読む
ジョン・スタージェス監督「老人と海」 2020年6月24日 映画 ジョン・スタージェス監督「老人と海」。言うまでもない、ヘミングウェイの名作の映画化。不漁が続く老漁師が巨大なカジキと格闘する物語。過酷な自然に対峙する人間の偉大さと無力さを描いた作品。いつものように、ジョン・スタージェス監督の主人公達は、時代錯誤とも言える頑固さで、無謀な… 続きを読む
ヴィム・ヴェンダース監督「世界の果ての鼓動」 2020年6月21日 映画 ヴェンダース監督「世界の果ての鼓動」を観る。特に深いわけはなく、久しぶりにヴェンダース監督の作品を観るのも悪くないかなと思ってツタヤで借りてきた。 考えてみれば、ヴェンダース監督の作品を観るのは、2000年の「ミリオンダラー・ホテル」以来。その前は、1987年の「ベルリン… 続きを読む